NPO法人フードヘルス石塚左玄塾の平成30年度会員交流研修会を開催しました。CIMG2637 CIMG2638 CIMG2587 CIMG2589 CIMG2590 CIMG2595 CIMG2617 CIMG2623 CIMG2625

「人と自然の健康を守る研修会」のタイトルで世界農業遺産に認定されている能登地区の羽咋市を35名が訪ねました。羽咋市では奇跡のリンゴの木村さんを招聘して無農薬・無肥料・無防除剤での自然栽培が推奨されており、伝統的な農法が人と地域の環境を守る視点での農業を目指しています。JA羽咋で自然栽培塾での実践事項や世界農業遺産とJA取り組みについてJAの販売推進課長から1時間30分の話をお聞きしました。自然農法を遡れば石塚左玄に突き当たる事などを熱き情熱を持って農の果たす役割についての話は、参加者から『あまりにも聞きたい事が山ほどあり、時間が無い』との苦情もあるほどでした。その後JAのハウス内で栽培中の自然栽培のトマトを摘まんで食べました。

又ローマ法王にお米を食べて頂いて、ローマ法王ご用達米として有名になった「神子原米」地区を見学、そこにある直売所を訪ねました。限界集落であった地域が今は県外からの移入者が増えて地域を支えている実態を知りました。神子原地区は棚田も沢山あり散策にも適していますが、今回は時間もなくそれはパス。

昨年の7月にオープンした「道の駅 のと千里浜」での新しい地域を演出したお店で野間駅長からのお話を聞き、彼らの消費者も巻き込んだ農への熱い思いを知りました。

車中では、会員の渡辺千明さんから、104日間の「地球一周の船旅を終えて」のお話をして貰いました。

『人喜影生』のモットーに『奪い合い、競い合い』から『分け合い、助け合い』を大事にしている渡辺さんの楽しい旅行話は、もっと時間を取ってお聞きする有意義なものです。